越州良観のご紹介

十和田神社 光の柱と遭遇

一年に十日も休日が無いような生活を
十数年送ってきた。
誰に称えられることもなく、
家族をも顧みず、
ひたすら走って生きてきた。
しかし、過労により、
精神・身体共に蝕まれ、
ついには会社を辞職。

この時に気づく。
調子の良いときは、
人は寄ってくる。
調子が悪くなれば、
人は離れていく。
そう、所詮、
人は誰も助けてはくれないと。

仕事を辞めても、次の職がない。
自身、何ができるかわからない。
実力の無さと無気力の自分に
向き合う日々が続いた。

家族を養うためには、
無我夢中で働かなくてはならい。
プライドも何もない。
焦りと不安を感じる毎日。
収入も半分以下に激減。

自分の人生とは何なのだろう、
そんな毎日を送り続けた。

自分の人生に疑問を持ちはじめ、
妻の勧めもあり、縋るように
十和田神社に足を運んだ。

足を運ぶこと数年。
僕は、ことある毎に、
十和田神社に参拝していた。

僕自身は、そもそも
寺社仏閣には興味などなかった。
そんな僕が、
2020年の夏、
神の存在を知ることとなる。

肉眼では確認できなかったが、
たまたま十和田神社の本殿に
スマホのカメラを向けた。
すると、太陽の光が
スマホのカメラに写った。

太陽、即ち、天照大御神。
その光が、
ちょうど本殿に差し掛かる。
言わば、『光の柱』が現れた。
冒頭の写真が、それである。

数多くのブロガーや
スピリチュアル系の人たちの間で
光の柱や龍神雲などの
話を聞いたことがあったが、
まさか本当に自分が
遭遇するとは思わなかった。

そして、一番驚いたのが、
そのあと下山し、
十和田湖に向かて
丹田呼吸をしていた。

その時、目の前で

『金色の魚』が2回、
飛び跳ねるのを目撃。
横にいた観光客の方は、
気づくことなく、
僕だけが目撃した。

そのあと、
いつもお邪魔するお土産&
食事処のお店のおばちゃんに、
一連の出来事を話すと、
「あんたの頭の上に鳥が
 ぐるぐる回っていたよ」と。

数多くの参拝客を
目にしてきたおばちゃんは、
スピリチュアル能力の高い
方々とも接することも多く、
僕のように不思議な体験を
する人をチラホラと
見ることがあるという。

僕自身、この日の出来事には、
どんな意味があるのか、
もちろんわからなかった。

スピリチュアル能力が
あるわけでもない。
僕なりに考える日が続いた。

人生相談の如く十和田神社に
通うようになって
僕なりに感じることがあった。

それは、この一連の出来事は、
龍神の導きではないか、
ということである。

龍にまつわる話や絵などが、
必然的に増えていく。

青森県を代表する山と言えば、
『岩木山』に鎮座する
「岩木神社」は、
「白龍」が住むといわれる。

一方、対局するように
『十和田湖』に鎮座する
「十和田神社」は、
「青龍」が住むといわれる。

双方の神社は、
僕も妻も
ご縁のある神社だった。

このように少しずつ、
龍神の話を耳にしたり、
龍神に関する物販などを
目にするようになった。

気が付けば、
『金の魚』を見て以来、
なぜか、龍神の絵を
描くようになった良観。

静かに、
龍神絵師・越州良観が誕生した。